システム開発会社がつくる、手のひらサイズのサンタ

システム開発会社がつくる、手のひらサイズのサンタ

2026年10月1日

その他

コンシューマーサービス部の大竹です。

当部署では、Webサイトの制作・保守に加え、北欧雑貨やインテリア雑貨を取り扱うオンラインショップ「te-nori(てのり)」を自社で運営しています。商品の仕入れ・販売から発送、カスタマーサポート、サイトの構築・運営まで、一連の業務をすべて自社内で担っています。

te-noriでは2021年から毎年、当店限定の「オリジナルノルディカニッセ」を企画・販売しています。本記事では、歴代のラインナップと2026年の新作、そしてシステム開発会社である当社がこの取り組みを続けている理由をご紹介します。


ノルディカニッセとは

ノルディカニッセは、デンマークのニッセをモチーフにした木製の人形です。

ニッセは子どもや家を守り、クリスマスにはサンタクロースの手伝いをすると言われています。いたずら好きな一面を持ちながらも働き者で、ニッセが住む家には幸福が訪れると伝えられ、北欧で長く親しまれています。


北欧には、クリスマスに家を守ってくれたニッセへ、お米をミルクで煮たデザートを振る舞う習わしがあります。そのお返しとして、ニッセはまた幸せを運んでくると言われています。

ノルディカニッセは、フィンランド湾に面するエストニアで、多くの工程を経てひとつずつ手作業でつくられています。


歴代のte-noriオリジナルノルディカニッセ

te-noriのオリジナルノルディカニッセは、2021年の販売開始以来、毎年新しいデザインで展開しています。店名の「te-nori(てのり)=手にのる」から生まれた最初のコンセプトを軸に、年ごとにテーマや素材、企画の進め方を見直してきました。ここでは、各年のラインナップと、そのときに取り組んだことをご紹介します。


2021年|コンセプトの確立

  • 星のクリスマスツリーを抱えたサンタ
  • てのりサンタ(赤いリボンのプレゼント/ゴールドリボンのプレゼント)


初年度は、クリスマスツリーを持ったサンタとプレゼントを持ったサンタの2種類を制作しました。「こんなニッセがあったら」「ここがこうだったら」という、ショップ運営を通じて蓄積してきた視点を形にしたものです。

中心となったのは「てのりサンタ」です。右手をあえて空けて、好きな小物を乗せて楽しめる仕様にしました。店名の「te-nori(てのり)=手にのる」を商品設計に落とし込んだもので、ブランドの名前と商品の体験を一致させることを意識しました。このコンセプトは、以降のシリーズの軸になっています。


2022年|シリーズとしての展開

  • トナカイを抱えたサンタ
  • 寝転がるてのりサンタ(マグカップ)
  • てのりサンタ(シルクハット)
  • てのりサンタ(ケーキ)


2年目は、前年に確立した「てのりサンタ」をシリーズとして広げました。マグカップを持って寝転がる姿、雪だるまにシルクハットをかぶせる姿、ケーキとプレゼントでパーティーを始める姿など、並べて飾ったときにクリスマスの物語が広がる構成にしています。


2023年|素材による差別化

  • キラキラ星を抱えたサンタ(青/白)
  • クリスマスツリーを持ったてのりサンタ(お星様)


3年目は素材で差別化を図りました。とんがり帽子には、夜空の星々をイメージしたキラキラ模様の生地を採用しています。ノルディカニッセの長い歴史の中でも初めて使われた特別な生地です。手に持つ星はアクリル樹脂製で、光を受けて輝く仕様です。


2024年|お客様とつくるプロセスへ

  • ぶら下がりサンタ
  • ニッセ人形を抱えるサンタ


te-noriの10周年にあたるこの年、オリジナルノルディカニッセは4年目を迎えました。社内のデザイナー3名がそれぞれ異なる方向からアイデアを出し、色の選定にはSNSで実施したお客様投票の結果を参考にしました。社内の判断だけで決めず、お客様の声を意思決定に取り入れた点が、この年の大きな変化です。

ぶら下がりサンタは、コップやバスケット、棚などに引っ掛けて飾れるデザインです。ニッセ人形を抱えるサンタは、「幸運を運ぶ妖精が二人いれば、幸運も倍に」という思いを込めて制作しました。


2025年|「今までにない」を基準に

  • ハロウィンサンタ
  • ハグサンタ(目とじ)
  • ぬくもりを届けるハグニッセ
  • プレゼント袋に入ったサンタ


2025年は1月末ごろから企画を始め、初夏に最終デザインを決定しました。判断の基準に置いたのは「今までにない」ことです。他社にも自社にもない、どこにもないものを目指しました。リボンの色や紐一本の違いで印象が大きく変わるため、細部まで検討を重ねています。

ハグサンタは、通常のニッセより腕を長く設計し、ほかの人形や小物を抱きしめられるようにしました。ハロウィンサンタは、取り外しできるジャック・オー・ランタンとモノトーンのコーディネートで、クリスマス以前の季節から楽しめる商品として企画しました。


2026年のte-noriオリジナルノルディカニッセ

2026年は3種類を展開します。ハロウィンからクリスマスまで、季節をつないで楽しめるラインナップです。3種類とも、現在予約販売中です。(2026年10月1日現在)

ハロウィン おばけを抱えたキラキラ帽子の魔法使いサンタ

魔法使いに扮したサンタと、白いおばけの2体セットです。帽子にはキラキラ模様の生地、マントには黒のビロード素材を用い、質感のコントラストを持たせました。おばけは取り外しができるため、ハロウィン後はクリスマスのアイテムに付け替えて、長い期間飾っていただけます。

クリスタルのオーナメントを持ったガウンサンタ

深緑のガウンにゴールドの縁取りを施し、手にはクリスタルのオーナメントを持たせました。雪の降る静かな夜を歩くサンタをイメージし、te-noriが大切にしてきた北欧の物語を表現しています。

ヒツジになりたい もこもこサンタ

帽子から服まで、ふわふわとした素材で仕上げたサンタです。赤いリボンとゴールドのベルをアクセントにしています。来年の干支「未」にちなんだ、今シーズン限定のデザインです。


なぜシステム開発会社が、オリジナルノルディカニッセをつくっているのか

te-noriの母体は、システム開発会社のウィズ・テックです。「なぜシステム開発会社がECを運営するのか」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

当社では、次のサイクルを重視しています。

  1. システムを作る
  2. 実際に使う
  3. 課題を発見する
  4. 改善する


te-noriは売上を生む事業であると同時に、「実践の場」という役割も担っています。

Webディレクターの立場から見ると、ECサイトの運営は、企画、設計、制作、公開、集客、検証、改善という一連の工程を、すべて自分たちの責任で回す仕事です。たとえば商品ページ一つをとっても、「商品の価値をどう伝えるか」「スマートフォンでの見やすさは十分か」「購入までの導線に迷いはないか」を検討して公開し、お客様の反応をもとに改善を続けています。予約販売の案内、会員向けの先行販売、SNSやメルマガでの情報発信も同様です。

オリジナルノルディカニッセは、この「実践の場」が最もよく表れた取り組みです。企画、デザイン、撮影、商品ページの制作、販売方法の設計、お客様の声の振り返り。このプロセスを毎年繰り返し、翌年の企画に反映してきました。

こうした取り組みを通じて得た「使う側」「運営する側」の視点は、お客様からお預かりするシステム開発やWebデザインの業務にも活かされています。


最後に

手のひらに乗るほどの小さなサンタクロース一体一体に、毎年の企画、検証、改善の積み重ねが込められています。

2026年のオリジナルノルディカニッセをぜひ商品ページをご覧ください。


▶ te-nori(北欧雑貨・インテリア雑貨のオンラインショップ)

https://te-nori.jp/

▶ ハロウィン おばけを抱えたキラキラ帽子の魔法使いサンタ

https://te-nori.jp/product/00201-0045301

▶ クリスタルのオーナメントを持ったガウンサンタ

https://te-nori.jp/product/00201-0045601

▶ ヒツジになりたい もこもこサンタ

https://te-nori.jp/product/00201-0045801




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