1年間の思い出を振り返ってみて
2020年3月6日こんにちは。入社1年目の板井と申します。今回は、入社してからの1年間の思い出を少し振り返ってみようと思い、コラムを書かせていただきました。 今回は私の中で特に印象に残っている研修の思い出について書かせていただきます。
研修について
入社して最初の4ヶ月間は外部で研修を受け、Java研修とブラッシュアップ研修を受けるという形でした。 この4ヶ月は当時はとても長く感じましたが、今ではあっという間だったような気がします。 研修を受ける前は大変なことばかりかと不安に考えてしまうこともありましたが、面白いと思うこともたくさんありました。 以下に詳細を書かせていただきます。
Java研修
最初の3ヶ月は、JavaをメインにSpringやOracleなどのwebアプリケーションの開発に必須の知識を学びました。 形式としては、通常の講義の他に実際にEclipseを使用して学習した内容を用いたアプリケーションを作成することがメインです。 特に、私が入ったクラスは経験者向けのクラスであったため、通常のクラスであればかなりの時間をかけて講義を行う内容をたった数日間で終わらせてしまうことが多々ありました。 そのため、講義内容によっては付いてくるのもやっとだった記憶があります(特にSpringなど)。 そして、この研修の中でも一番印象深いと思うのは何と言っても「チーム開発演習」です。
チーム開発演習は3ヶ月間のJava研修の中で行われるもので、グループ内で予め用意されたプロジェクトを使用し、一つの通販サイトを作成する演習です。 他クラスの方は通常1回だったそうですが、私のクラスではそれに加え、応用として一から一つのサイトを作成する演習も行われました(そのため、計2回です)。
この演習ではJavaの他に、先述したSpringを多く使用する場面が多かったため、1回目は特に苦戦していました。 また、コーディング以外でも、各工程の人員の割り当てで一部の人に作業を集中させてしまい、結果作業がスケジュールより遅れてしまったりなどと反省点がとても多かったです。
その後行われた2回目の開発演習では、設計書や予め用意されたプロジェクト等も存在しない状況で始まったため、どうしようかと悩む時期もありました。 そのため、それを踏まえて、2回目の開発演習では1回目の反省点を生かすことに加え、グループ内で相談して自分が得意な箇所、苦手な箇所などを共有できる場を設けて、 自分達が得意な箇所を率先して行うようにしていました。
その結果、2回目では円満な終わり方ができ、成果発表が終了した際はかなりの解放感でした。
ブラッシュアップ研修
Java研修が終了した後は、1ヶ月間のブラッシュアップ研修を受けることとなりました。 こちらではJava研修で学習したOracleの他にMySQLやPostgreSQL等を使用し、さらにデータベース関連の知識を詳しく学びました。 こちらの形式も、先程のJava研修とほぼ同じで通常講義と実技です。
しかし、この研修では通常の講義より実際にコマンドラインでSQLを書いてみることがメインでした。 開始当時はOracleの使い方に慣れていたため、MySQLやPostgreSQLの使い方に慣れるのには少し時間が掛かりましたが、そこまで複雑ではありません。
特に面白いと思ったのは、グループでその日に学習した内容を用いて問題を作り、他グループに出題する(出題される)時間でした。 この時間では、どちらの立場でも過去にも学習した内容を理解できているかを試される場であるため、 各グループが挙って難しい問題を作ろうとするくらいには良い学習の場となっていました。 しかし、実際に問題を作成する側になった際はそれなりにセンスを問われるため、面白くない問題になってしまったり、 難しい問題を作りだそうとして「この結果は構造的におかしくないですか?」と周りから言われた際はとても冷や汗をかいたものです…(笑)
最後に
軽く書いていくつもりでしたが、かなり長くなってしまいました。スミマセン。以上が、この1年の私の中で印象深い思い出になります。
しかし、このように4ヶ月の間で学習した内容も長い期間その知識に触れないでいると、自然と頭から抜けていってしまいます。 特に、現場で求められた知識が研修時代の苦手分野だった場合は対応に困ってしまうと思うので、 日ごろからその知識を使用するという日が来るかもしれないということを頭に入れて勉強しておくことが大事だと思います(実際に痛感した場面がありました)。
そのため、研修中も研修終了後もこの姿勢を大切にして、しかし決して無理をしない程度に学習を続けていけたら良いのではないかと思います。
拙い文章ではございましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。