2023年度社内研修
2023年9月26日初めまして、入社1年目の鈴木と申します。今回は前回の社外研修コラムに続いて、私たち2023年度新入社員が行った社内研修の感想を書かせていただきます。
社内研修について
今年も社外研修の集大成、チーム開発演習のプレゼンを終え、社内での研修がスタートしました。
社内研修では実際に使われている環境をもとに、Webアプリケーションを作るうえで必要な要素
- データベースの制御
- フロントエンド
- バックエンド
以上について学習をしました。
より実践的な研修内容
社内研修では、社外研修で学んだ基礎をもとに、より実践的な内容を実践的な環境で学習しました。
データベースの制御では、社外研修で学んだSQLの知識をフルに活用し、練習問題に取り組みました。 練習問題の中には社外研修で学んだものだけでは解けない問題も多くあり、自分で調べ解決していくことでわからない部分を自分なりにかみ砕き、解決できる方法を調べる能力を養うことができました。
フロントエンド研修では、HTML、CSS、JavaScriptを使って用意されたモック通りに作成できるよう取り組みました。 作成するにあたって参考にするモックでは、余白の大きさや文字サイズなどが細かく決まっていてそのサイズ通りに作っていく必要がありました。 実際の業務ではサイト作成をする際、自分勝手に余白や要素の大きさを決められるものではないため、フロントエンド研修を通して業務の際に特に意識するべきことを学ぶことができました。
バックエンド研修では、実際にAPIを作成し、データベースからデータを取得する処理を作成しました。 私はAPIは言葉でざっくりと知っていたくらいの知識しかなく、探り探りで作成していましたが、内部でどういった処理を行ってデータベースから取得しているのか、なにをキーにどのデータベースに接続できるのかなど、理解を深めていくことでAPIの作成を楽しいと思えるようになりました。
社内研修全体を通して特に意識していたことは、コーディング規約に沿ったコードを書くという点です。 社外研修で取り組んだチーム開発演習でも自分たちでざっくりとしたコーディング規約を考えそれに沿ったコードを書くようにはしていましたが、社内研修ではより明確なコーディング規約があり、それに沿ったコーディングをしなければなりません。 なぜなら、実際の業務になると自分が書いたコードを見るのはチーム全体になるからです。つまり誰でも見やすいコードが重要になります。 しかし、実際にやってみると変数やクラス名など明確でわかりやすい名前を付けるのは難しく、つい意識するのを忘れてしまうこともありました。それでも新入社員同士で話し合ったり、先輩方からご指摘いただいたおかげで徐々にできるようになりました。
最後に
私は今バックエンド研修で作成したAPIをフロント側で組み込む作業に取り組んでいます。 まだまだ未熟でわからない箇所も多くあり、作業をやり直すことも度々ありますが、それでもこの社内研修で成長している実感があります。 研修が終わればいよいよプロジェクトに配属され、研修のように教わることも少なくなります。 研修の中で失敗と成功を繰り返し、様々な知識や技術を蓄え、エンジニアとしてプロジェクトに役立てるように積極的に学んでいきたいと思います。
少々長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!